2011年7月26日 キャンペーン・新商品のお知らせ
6月29日、随分前になってしまいましたが、汗と湿気対策のヘアケア方法について投稿しました。
湿気が多く、汗をよくかくこの時期、
「セットが上手くいかない」「キープできない」
というお声をよく聞きますので、簡単なセットの方法と髪質に合った整髪料の選び方について書きたいと思います。
たまには仕事のコトも書かなきゃ…ですよ(笑)
まず、「セットが決まらない、キープできない」というそもそもの理由なんですが。
『ヘアケア方法編』でも書きましたが、簡単に言うと、「ダメージ毛・くせ毛・軟毛」は、
適度になきゃいけない水分と油分を、毛髪自体が維持しにくいんです。
維持しにくいと水分と油分不足になってしまうので、空気中の湿気や汗から吸収すると…
紙が湿気を帯びるとフニャフニャになるのと同じで、髪もゴワゴワ、ペチャンコになってしまうんです。
日頃のヘアケアで、髪のコンディションは随分変わると先日の投稿でも書きましたが、
整髪料で髪に適度な水分と油分を補ってあげるとセットの仕上がりも変わってきます。
が、ただでさえ湿気の多いこの時期は、水分過多にならないような整髪料選びがポイントです。
では、まずはセットの上手なやり方を教えちゃいましょう。
ここでは寝ぐせ直し等の化粧品は使わず、シャンプー後、もしくは髪を濡らした状態から行うものとします。
というのも朝時間が無いので寝ぐせ直し等の化粧品を使いたいのは分かりますが、オススメはできません。
一概に全ての商品が悪いとは言いませんが、その上に整髪料を付けると油分過多になる可能性が高いのです。
油分過多になるとペタンとしたり、中にはベッタリとした毛髪になり、よろしくありません。
では、髪が濡れてる状態から…
セットの基本はタオルドライ!しっかりタオルで水気を取りましょう。
ビチャビチャの状態からガンガンドライヤーをかける人がいますが、良いこと無いのでやめましょう(笑)
どうしても髪の一部分に熱が集中してしまいがちなので、パサパサになるわ、痛むわ…です。
節電にもなりますし。
で、タオルで乾かす場合、基本は頭皮をしっかりと拭く感じで行いましょう。
これも、ドライヤーで頭皮を乾かそうとすると、どうしても手前の髪を乾かし過ぎてしまうからです。
しっかりタオルドライした後は、さらっとドライヤーをかけましょう。
この時、温風と冷風を上手いこと使い分けるのがポイントです。
そう、やはり熱を与え過ぎないようにする、ってことが髪の為に良いんですね。
温風と冷風を交互に使って乾かすと、いつもよりみずみずしく、ツヤの良い髪になりますよ!
もうひとつポイントが。
ドライヤーを使う前に、セットの仕上がりのイメージを描きながら行うと良いですよ!
立たしたいトコロは髪を持ちあげ、ボリュームを抑えたい所は軽く押さえ、流したい方向へ流しながら…
そうすると整髪料で無理やり立たしたりしなくても、自然とセットがきまります。
整髪料の量が減らすことができるんですね(^^)v
油分過多を避けることができますので、この時期は特にオススメです!
整髪料をつける場合も、一部分にベトっとつかないように注意しましょう。
出来るだけ薄く、均一に、のイメージで整髪料はつけましょう。
少しはセットする時の参考になりましたか??
次に髪質に合った整髪料の選び方です。
今回は「汗と湿気対策」に合った整髪料の選び方です。
まずはボリュームが出て、ゴワつくのがイヤ!っていう方にオススメするのは、
水分と油分が適度にある、のびの良いワックスです。固まりすぎないのが良いと思います。
固めたい場合は、ワックスを付けた後、スプレーして固めるより、
ワックスを付ける前に、ジェル等の水分のある整髪料をワックスに混ぜて付けるという方法がオススメです。
ボリュームを随分抑えることができますよ!
次に、すぐペチャンとなる、セットがキマらない!という方にオススメなのは…
なるべく油分の少ない、仕上がりがドライな感じになる整髪料が良いでしょう。
ワックスだと、「ウルトラハード」「マットワックス」とか言われてるのがオススメです。
コレを少量、ホントに少量手のひらに取り、手のひら全体に「これでもか!」ってくらいのばします。
「ハンドクリームかっ!」ってくらい(笑)
そうすることで、髪の一部分にベタッと付くのを防ぎます。
とにかくセットの形を作りながら、薄~く薄~く付けていきます。
ペチャっとなる方の多くが髪質が細かったり、少なかったりしますので、塗布量過多に一番注意です。
ハードワックスを薄く付けることがポイントです。
簡単に説明しましたが、実際、整髪料の種類っていっぱいあって、良く分かりませんよね?(汗)
とりわけワックスの種類は尋常じゃないほどの種類があるし…(^_^;)
ウチにあるワックスでも…
こんなに(笑)
でも、やっぱり髪質や仕上がりの違いで、オススメするワックスも違います。
ご来店の際、気軽にスタッフに相談してくださいね!
ここで簡単にオススメするのは…
クリエイター デザインテックス「34」「36」 (各75g 1500円)
仕上がりがサラッとしてるのに、キープ力は抜群です!
ミネラルフィット パウダーグリップ 120ml 1400円
これ、ウォーターワックスていうか、ほぼ水(笑)
オイルフリーなんで、仕上がりはサラッとドライです。
キープ力があるのに、再整髪が簡単なタイプです。
ま、詳しくはやっぱり、お尋ねください!(笑)
湿気や汗に惑わされない、イカしたセットで夏を乗り切りましょう!
長文を打つのに正直、慣れてなく、読みにくかったと思います(汗)
長々とお付き合いありがとうございました!
気に入っていたスタイリング剤が生産中止となり、新たにスタイリング剤を探して、こちらのブログを拝見しました。
この記事に「まずはボリュームが出て、ゴワつくのがイヤ!っていう方にオススメ」とありますが、具体的な商品をいくつかご紹介願えませんか?
いくつも試していると自分に合わないと無駄になりますので、効果のありそうなものから試してみたいのでよろしくお願いします。
久保様>
コメント頂き、ありがとうございます。
さて、ご質問の「具体的な商品をご紹介願えませんか?」ということですが、
ブログ中にもありましたように、現在世の中に発売されています整髪料は、
物凄い種類があります。
その中でいうとまず、一般にコンビニとかドラッグストア等に置いてある商品、
もしくは私たちサロン中心の専売品のどちらをご希望かということになります。
さらにサロン専売品の中でも、ここでは当店で扱う商品の中から、ということになりますが、
よろしいでしょうか?
それともう一つ、こちらの方が重要なのですが、
髪が多く、もしかすると軽くクセのある髪質なのかは想像できましたが、
「どれくらいの髪の長さ」で、「どのようにセットしたいか」を
具体的にお教え頂ければ、よりオススメ出来る商品をご紹介出来ると思います。
以上を是非お教えください!
全力でオススメ出来る商品をご紹介させて頂きます!!
ライラックヘア
コメ返し、ありがとうございます。
沢山種類があるので、後半に写真の掲載されている「ここで簡単にオススメするのは…」のうち、どちらが向いているのかな、という問い合わせでした。
入手が難しくなく高価すぎるものでなければ結構です。でもドラッグストアで入手できるものがいいですね。
長さは耳にかかるくらいで、髪の量が多く、髪の太さが部分によって異なることによるクセっ毛です。
湿気や汗で広がってしまうので、広がらず自然に流す感じにしたいです。
以上のような内容でイメージできますか?よろしくお願いします。
久保様>
分かりやすい御返信ありがとうございます。
こちらからの返信が遅くなって申し訳ありません。
まずお断りしないといけないのが、ドラッグストア等に置いてある商品について、
サロンでの取り扱いが無いのと、種類の多さゆえ、正直なところあまり知識がありません。
以下に説明させて頂く商品の特徴などを参考にして頂ければと思います。
『長さは耳にかかるくらいで、髪の量が多く、髪の太さが部分によって異なることによるクセっ毛です。
湿気や汗で広がってしまうので、広がらず自然に流す感じにしたいです。』
とのこと。
あくまで私自身が今まで多くのお客さんに触れ、感じた経験からくるアドバイスになります。
ブログ記事内でも触れていますが、髪のボリュームのコントロールは『水分量と油分量』のバランスが大事です。
ボリュームが出るのが悩みの方は、ペチャンコになる方と反対に、この両方を少し多めに含んだ整髪料が適しています。
ただこの時期は湿気や汗など、どうしても水分過多になりがちです。
ということは、水分をあまり含まず、油分が少し多めの整髪剤が合うのではないかと思います。
水分を多く含む整髪剤は、ジェルやムース、リキッドなど、
油分を多く含む整髪剤は、ヘアクリームやポマード、ワックスなどになると思います。
ただ、最近のワックスは水分を割と多く含んだモノもあり、様々な髪質に対応出来るモノが多く出ています。
「やわらかい動き」とか「ツヤ感」というようなニュアンスで書かれてあるものは、
水溶性の成分の含有量が多いワックスの可能性が高いかと思います。
「マットな質感」とか「サラッと軽い」というよなものは水分っ気が少ないものと思います。
粘度の低い高いや、スプレータイプ、色々ありますが、
上記のような質感のニュアンスが書かれているものを選ぶと失敗が無いと思います。
ライラックヘアで扱っている商品でオススメするのは
「資生堂 クリエーター・デザインワックス34」という商品です。
(http://www.pro.shiseido.co.jp/product/designtex/)
チューブ入りのハードタイプのワックスですが、伸びの良いサラッとした仕上がりのワックスです。
少量(チューブの口より3~5ミリ程度)を手に取り、しっかりとしっかりと手のひらにのばします。
髪全体に薄く薄く、セットの仕上がりをイメージしながらつけていきます。
とにかく「のばして薄く」がポイントです。
粘度が低く、ハンドクリームのようなのびの良いワックスですのでオススメです。
この方法だとハードタイプのワックスでもパリパリ感やゴワゴワ感がでません。
スタイルをキープするには、この上に「軽く」ハードスプレーをかけるのがポイント。
ハードワックスを沢山つけるより、仕上がりが軽くなります。
整髪剤の種類も大切ですが、つけ方の方法で随分変わってきます。
あと、やはり髪のコンディションです。
湿気の多い時期には、髪のパサツキがあると髪自体が水分を欲しがるので、セットが崩れがちです。
キチンとしたヘアケアをし、十分トリートメントなどで髪にうるおいを与えてあげると、
セットが決まりやすく、崩れにくくなります。
当ブログの(ヘアケア方法編)をぜひ参考にしてくださいね!
久保様、長々と書きましたが、少しは参考になりましたでしょうか?
髪を見て触って、の方がより合う整髪剤をチョイスできると思いますが、
これくらいで勘弁してください(笑)
コメント、ありがとうございました
早速購入して試したいと思います
久保様>
ぜひお試しください!
宜しければ感想もお待ちしております!!